格安SIM(格安データ通信SIM)とは?
主に月額1,000円以下で利用できるデータ通信SIMのこと。
最近の格安SIMでは、月1GB前後のLTEが標準サービスとして提供されており、 追加料金なしで一定量のLTEを毎月使うことができます。
LTEを使い切った後は 低速通信となりますが、それでもメールやLINEの送受信、twitterやパズドラといった スマホアプリなどは問題なく利用できます。
現在100以上のサービスがある格安SIM。
このまとめでは、 その中からオススメ9社の格安SIMだけを取り上げ紹介しています。
docomo系、au系格安SIMについて
au系格安SIMの登場に伴い、「ドコモ系格安SIM」「au系格安SIM」の項目を追加しました。
2014.05.16
【ドコモ系格安SIM】
ドコモ回線を用いた格安SIMです。
ドコモのスマホ、SIMフリーのスマホでのみ利用できます。
3G環境下、LTE非対応機種で利用する場合、LTEではなくFOMAハイスピードでの通信となります。
【au系格安SIM】
au回線を用いた格安SIMです。
auのスマホでのみ利用できます。
現時点で3G環境下、LTE非対応機種で利用できるau系格安SIMはありません。
当まとめでは、そうしたドコモ系、au系格安SIM両者合わせた上での オススメ9社をピックアップしています。
それぞれの回線毎の 格安SIMまとめもありますので、必要都度、こちらもご覧下さい。
>docomo格安SIM(data)
>docomo格安SIM(data+voice)
>au格安SIM(data)
>au格安SIM(data+voice)
|
docomo系
※正確に言うと「国内定額データ通信SIM最安値」
LTE:なし(別途追加しなければ利用不可)
LTEの追加オプション:あり(100MBあたり270円)
低速通信速度:250kbps 任意での「LTE←→低速通信」切り替え:可能
音声通話オプション:なし
SMSオプション:あり(月額154円)
初期費用:3,240円
最低利用期間:なし
SIM枚数:1枚
提供SIMサイズ:標準SIM、microSIM、nanoSIM
【備考】
独自のIP電話サービス「ServersMan 050」の提供あり(月額324円)
「LTE←→低速通信」を切り替える専用アプリあり(iOS、Android向け)
【オススメポイント】
4月よりサービス改訂。
低速時の通信速度が150kbps→250kbpsにアップ。
独自のIP電話サービス「ServersMan 050」が正式版として提供。
サービス自体は050ですが、元々、低速回線での利用に最適化されたIP電話サービスとして 提供されていたため、LTEなどを使わずとも、安定した通話が可能となっています。
|
|
au系
LTE:月1GBまで追加料金無しで利用可能
LTEの追加オプション: あり(100MBあたり162円)
低速通信速度:200kbps 任意での「LTE←→低速通信」切り替え:不可
音声通話オプション:あり(実質月659円、SMSを兼ねる) →契約する場合、契約コースそのものの変更が必要
SMSオプション:なし
初期費用:3,240円
最低利用期間:1年(期間内解約金10,260円)
SIM枚数:1枚
提供SIMサイズ:microSIM、nanoSIM
主な特典:契約期間中、LaLa Call(IP電話サービス)の月額基本使用料108円が無料に
【備考】
「ウィルスバスターモバイル」オプションあり(月額291円)
LTEの翌月繰り越し可能
LTEのシェアオプションあり →代表契約者と同じ住所で契約しているユーザー間でLTEのシェアが可能
3日間で500MB以上使うと通信規制対象に
【オススメポイント】
業界初のau系格安SIM。
nanoSIMも提供されているため、au版iPhoneでも利用できます。
ただ、1カ所だけ注意点があります。同格安SIMでデータ通信として提供されるのは LTE通信だけであり、3G通信では提供されません。
そのため、3G通信環境下では利用できず、 auのLTE非接続地域、もしくは繋がりにくい地域にお住まいの場合、利用そのものが難しいです (当然ながら、LTE非対応のスマホでは同格安SIMは利用できません)。v
|
|
docomo系
LTE:月1GBまで追加料金無しで利用可能
LTEの追加オプション: あり(100MBあたり324円)
低速通信速度:200kbps 任意での「LTE←→低速通信」切り替え:可能
音声通話オプション:あり(月額1,080円、SMSを兼ねる)
SMSオプション:あり(月額151円)
初期費用:3,240円
最低利用期間:2ヶ月(契約初月の解約不可、契約翌月より解約可能) →音声通話を追加した場合は1年、期間内解約金は10,800円?
SIM枚数:1枚
提供SIMサイズ:標準SIM、microSIM
主な特典:契約期間中、公衆無線LANサービス「Wi2 300」の月額利用料金380円が無料に
(BICSIM限定特典、IIJmioとして契約した場合は同特典は付かない)
【備考】
余ったLTEの翌月末までの繰り越し可能 ・「LTE←→低速通信」を切り替える専用アプリあり(iOS、Android向け) ・3日間で366MB以上使うと通信規制対象に(LTE分を除く)
【オススメポイント】 BIGLOBE、OCNの格安SIMに並ぶ「3強」の1角。その中でもBICSIM(for IIJmio)は コスパ・特典・使い勝手の3拍子が揃った、今ある格安SIMの中でも最優秀クラスの格安SIMです。
特にBICSIMであれば、LTE(高速通信)と低速通信を任意のタイミングで切り替えられます。 低速通信であってもメールやLINEの送受信を行うには問題ないため、普段、LTEを使う必要が
ないときは低速通信にしておき、LTEを節約させることも可能です。
|
|
docomo系
LTE:月1GBまで追加料金無しで利用可能
LTEの追加オプション: あり(100MBあたり324円)
低速通信速度:128kbps 任意での「LTE←→低速通信」切り替え:不可
音声通話オプション:なし
SMSオプション:あり(月額129円)
初期費用:3,240円
最低利用期間:なし
SIM枚数:1枚
提供SIMサイズ:標準SIM、microSIM、nanoSIM
主な特典:契約期間中、公衆無線LANサービス「Wi2 300」の月額利用料金380円が無料に
【備考】
3日間で360MB以上使うと通信規制対象
【オススメポイント】
先のBICSIM(for IIJmio)と並んで人気の高い格安SIMです。
月1GBのLTEと公衆無線LAN 「WI2 300」が無料で使える点などほぼ同じレベルのサービスが提供されています。
すでに他のBIGLOBE接続コースを契約している場合は月額756円で利用できるため、 BIGLOBEユーザーであれば、こちらを選んでも良い。
夏頃よりは音声通話プランの提供も予定されており、今後ますます便利になりそうな格安SIMです。 |
|
LTE:1日50MBまで追加料金無しで利用可能(余った分の翌日繰り越し不可)
LTEの追加オプション: なし
低速通信速度:200kbps 任意での「LTE←→低速通信」切り替え:不可
音声通話オプション:なし
SMSオプション:あり(月額129円)
初期費用:3,240円
最低利用期間:なし
SIM枚数:1枚
提供SIMサイズ:標準SIM、microSIM、nanoSIM
主な特典:契約期間中、050plusの月額基本使用料が324円→162円に割引されます
【オススメポイント】
この格安SIMは、月あたりではなく1日あたり50MB分のLTEが使える格安SIMです。
月間量で見れば実質月1.5GBと、同価格帯の格安SIMと比べて破格とも言えるコスパを誇ります。
50MBとは、ヤフーのトップページを約200回新規表示でき、LINE通話などのIP電話だと 約90分通話できる通信量に相当します。
YouTubeだと約25分程しか再生できませんが、 こうしたことを除けば、普段使いしていくのに困らないレベルのLTE量が提供されています。
050plus(IP電話)を追加しても、 月1,134円?で利用できます。
|
|
LTE:1日51MBまで追加料金無しで利用可能(余った分の翌日繰り越し不可)
LTEの追加オプション: なし
低速通信速度:200kbps 任意での「LTE←→低速通信」切り替え:可能
音声通話オプション:なし
SMSオプション:なし
初期費用:3,240円
最低利用期間:なし
SIM枚数:1枚
提供SIMサイズ:標準SIM、microSIM、nanoSIM
【備考】
「LTE←→低速通信」を切り替える専用アプリあり(Android向け)
【オススメポイント】
2014年4月25日よりサービス改訂。
1日あたりに使えるLTE量が40MB→51MBに増量。
この格安SIMは、日本通信(b-mobile)が先に紹介したOCNの格安SIMに対抗して発表した 格安SIM
OCNの1日50MBに対抗して51MBという中途半端な数値を打ち出しています。
ふざけてる.....気もしますが、一応は日本通信の格安SIMなので、契約後のサポートが しっかりしており、高速通信切り替えのため専用アプリがあります。
SMSには対応しませんが、それさえ除けば、比較的使い勝手の良い格安SIMです
|
docomo系
LTE:月1GBまで追加料金無しで利用可能(※)
LTEの追加オプション: なし
低速通信速度:128kbps 任意での「LTE←→低速通信」切り替え:不可
音声通話オプション:なし
SMSオプション:あり(月額162円)
初期費用:3,240円
最低利用期間:なし
SIM枚数:1枚
提供SIMサイズ:標準SIM、microSIM
【備考】
2段階定額プランであり、LTE月1GB利用後は、月734円から上限額である月2138円に移行。 その場合、累計月3GBまでLTEが使えるようになります。
【オススメポイント】
2013年9月に登場し、月1000円以下の格安SIMにおけるLTE月1GB時代の先駆け 「U-mobile*d」。
現在でも通用するレベルのコスパを維持しており、人気の高い格安SIMです。
ただ、同格安SIMは2段階定額プランであるため、LTEを月1GBまで使うと強制的に月料金が 734円から2138円に上昇します。
結果として月3GBまでLTEを使えるようになるのですが、 あくまでも月1000円以下に抑えたい場合は、端末側で「モバイルデータの上限設定」
などを設定し、LTE通信量を月1GB以内に抑える必要があります。
|
docomo系
LTE:月1GBまで追加料金無しで利用可能
LTEの追加オプション: なし
低速通信速度:300kbps 任意での「LTE←→低速通信」切り替え:不可
音声通話オプション:なし
SMSオプション:あり(実質月151円|契約の場合、契約プランそのものの変更が必要)
初期費用:4,320円
最低利用期間:なし
SIM枚数:1枚
提供SIMサイズ:標準SIM、microSIM、nanoSIM
【備考】
3日間で400MB以上使うと通信規制対象に
低速通信速度で月2GB以上使うと100kbpsに速度低下
高速通信時間オプションあり →LTEの残量にかかわらず、LTEが24時間使い放題になるオプションプラン
(1回あたり432円、申し込みから24時間有効、24時間の間は速度制限・通信制限等一切なし)
【オススメポイント】
2014年4月21日よりSMSの提供が開始。ただ、オプションサービスではなく 新規プラン(SMSプラン)としての提供。
そのため、他社のように SIMだけの交換はできず、すでに何らかのSIMを契約している場合は、 「一度解約→SMSプランに新規契約」という手順を踏む必要がありますのでご注意下さい。
|
docomo系
LTE:月100MBまで追加料金無しで利用可能
LTEの追加オプション: あり(100MBあたり432円)
低速通信速度:200kbps 任意での「LTE←→低速通信」切り替え:可能
音声通話オプション:なし
SMSオプション:あり(実質月151円 ※1枚あたりの料金)
初期費用:3,240円
最低利用期間:2ヶ月(契約初月の解約不可、契約翌月より解約可能)
SIM枚数:3枚
提供SIMサイズ:標準SIM、microSIM、nanoSIM →好きなサイズのSIMを合計3枚まで選択可能、同一サイズSIMの複数毎選択も可能
【オススメポイント】
月1000円前後の格安SIMでは珍しい格安SIMの複数枚プラン。
これ1つ契約するだけで、 3枚の格安SIM(SIMカード)が手に入ります。
基本的に3G通信メインの格安SIMですが、 スマホ+タブレットなど複数端末で、常時ネット環境を構築したい人などには この上なく便利であろう格安SIMとなります。
なお3枚とも通信速度は200kbpsで、LTEに関しては1枚毎ではなく3枚でシェアする形になります
|
|